余すことなく伝えたいからノートに書き留めた
あれもこれもと伝えたいことは溢れかえるのに
言葉に変換できることは数少ない
決定的な言葉を口にしたとき
あなたはまるで想定していなかった反応であたしを驚かせた
あの日からずっと 胸の震えが止まらない
涙に変えてしまえばラクになるのかもしれないけど
止まったらおそろしくせつない気持ちが襲い来るので
ただステップを踏み続けるのだ
これがまさに言葉通りなのが笑える、踊り子の悲しさ
たとえばいちばんの親友になれるのであれば
それがいちばんいいんだけれど
伝え切ってしまったら
心はからっぽになるのだと思い込んでた
それはまったくの勘違いで
伝え切った瞬間から
あふれてくるのは焦りにも似た情熱
言わなきゃならないことが どんどん増えてく
だけどあたしの自己中心的な性格はきっと変わらないし
だからあなたの望むことすべてに応える自信なんてないし
だからこれ以上何も言えない
はやく桜が咲けばいい
あたしの動悸がおさまればいい
あなたが幸せに笑えばいい




















