

自動販売機に見つけた『ビックル』100円
なんかすっごく飲みたくなって買ったとさ
思い出すのは22歳の夏
4つ年上の人に恋してた
クラブでキスしたり
お部屋にいりびたったり
誕生日には京都プチ旅行なんかもしたっけなぁ
ビックルが好きな人だった
1日1本は飲んでたと思う
夏でも冬でもとにかくビックル
ヤクルトじゃだめなのかなぁと
今になって思う疑問
なんか曖昧にされてることは感じてたけど
本命彼女がちゃんといたんだ
それもウチの1コ下の階に住む友達だったんだ
先に知ってしまったウチは悪者になるしかなかったんだ
忘れもしない決定打は秋、紅葉狩りの帰り道
あの日から目を見てくれなくなった彼女
好きなひとと親友を
いちどに失ったのは10年前の秋のこと
ビックル1本で思い出す風景
そしていまだにそんな男ばっかり好きになってしまうウチかもしれない、夏本番































